初座の床に、香合を飾ります。 |
風炉が小さいので、灰型、炭手前はたいへん。 |
後座の床 背負籠に名残の花々を |
お釜に洗い米をサラサラと |
火吹き竹で、炭の火力をあげます |
美味しく炊けたご飯を手桶に |
お汁は金色でとりまわし |
主客、心が通う茶事でした |
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幻の茶事といわれる茶飯釜の茶事。 炉の季節、釣り釜の時節にするのもよいものですが、10月の名残の侘びの茶事にもぴったり。 折から、新米も店頭に並び始めました。新米の炊ける香りを一番のご馳走に、 ままごとみたいな茶事を楽しみました。 懐石は臨機応変。飯台の茶事をアレンジして、四椀重ねてお出ししました。汁椀の蓋が杯に、 飯椀の蓋が向付の器になります。 |